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えほんのひろば研修 …。


大阪府教育庁 地域教育振興課から “ えほんのひろば研修 ” の依頼。
文部科学省 『 図書館資源を活用した困難地域等における読書 学習機会提供事業 』の 委託事業。

昨年度は  200冊ほどの本を並べて ひろばの 雰囲気をつくってもらい その中で 研修。
その後  ショッピングモールで ひろばを設営。

市民の方々に さりげなく ひろばを体験してもらうための
本の選び方。 並べ方。 声のかけ方。 などを伝えさせてもらった。


今年度は より 子ども達に 近い環境で と 受講対象者を 
大阪府内の 放課後こども教室。 放課後児童クラブ。  こども食堂。等 の 活動に携わっている方々。と なった。

絵本を 面展台に 並べる。
この これまでと 違う やり方。に 興味を示してくださった方々が 今 あちこちで  “ えほんのひろば ” を企画開催。

もちろん それぞれ 思いを込めて 絵本と こども達との関わりを 考えてくださっての こととは 理解しているつもりだが
現場へ いくと 「 あっ! 」 と 驚くことが多い。


わたし達が 選ぶのは 『 絵や 写真の表情を読む楽しさが 込められている本 』

挿絵 の絵本ではない。読み聞かせの本でもない。何年生用の本でもない。

『 えほん 』 と いう 言葉が 選ぶ人の イメージに シフトしてしまって か 
有名どころ  手堅いところの 絵本が ずらりと並んでいる…ことが ある。

経験上 そういうひろばでは 本の好きな子は 興味を示すが
本が 苦手だと 思い込んでしまっている子は 自分が 読めない子 と いうことを またぞろ 思い出してしまって 苦痛な場所 に なる。


「 こんな本 見たことないわ~!」
「 なに これ! 」
と こども達の 心と 体が 反応する。

おとなも こどもも 同じ位置で 笑い会える。そんな場。

だから 写真集。料理本。分厚い本。薄っぺらい本。とりどり 混ぜ込む。

『 えほんのひろば 』 ではなく 
『 “ 絵を読む本 ” の ひろば 』
と すれば もう少し 誤解され ないのだろうか。

『 なにこれ本のひろば 』

は 行き過ぎだろうか。



自分で 選ばせてあげて…。



学校では クラス単位。 1限単位。の “ ひろば ”
支援がいると されている子も 一緒に 参加してもらう。

付き添われている先生には 
「 この本が いいかも… 。 と  あてがわないでね 」 
「 この子が どんな本を選ぶか 見守ってあげて 」
「 どれにしようかな と 迷う時間を 楽しませて あげて 」
と お願いする。

5年生の A 君。ひろばの中を ゆっくり 廻り出した。
目はあわさないけど 表情が 柔らかくなってきている。

虫は あまり好きではない と いうことだったが
ひょっとしたら いけるかも と 『 世界一美しい昆虫図鑑 』( 宝島社 )
を 見せてみた。

「 いや~! 」 と 彼は 部屋から逃げ出した。
「 ごめん。ごめん 」

謝っても もう 彼の気持ちは ひろばから 完全に 離れてしまった。

絶対しないでね。と 先生に言っていたことを 私がした。




給食を済ませ 5限目は 支援のいる子 1年生から 6年生。 10人くらい。

それぞれ クラスでの 経験があったたからか すっと ひろばの世界に 入ってくれる。

先生も 一緒に みんなが集中。あちこちで 会話も 弾み いい時間。いい ひろば。


でも A 君の 姿は なかった。
ごめん。



図書館ではなく 学校で するひろば。

H 市の小学校での ひろば。

図書館や 公民館で ひろばをすると 
その日の 時間を覚えて わざわざ 出かけなくてはならない。

学校の授業として なら 欠席している子以外 ほとんどの子が 参加できる。

「 もう 絵本なんか 読まへんわ 」と いう 中学年。
「 なんで 今さら 絵本やねん 」と ボヤく 高学年。
そんな 子達と 一緒に わいわい。



“ 読む ” ではなく “ 楽しむ ”

“ へえ~  本にも いろいろ あんねんな~ ” 
おとな用の 棚にしか 置いていない 写真集。料理本。
なるほど~。と びっくりする 本。

「 本なんか おもんない! 」 と 言い放っていた子が にやっと 笑う。
そんな場。



だいじにしていることは 子どもに 本を 選ばせる。

だから 選書は たいへん。
だから 面白い。

海津市の キラ☆キラ さんの 講座

岐阜県海津市で 子育て応援講座。
声をかけてもらったのは 3年前。今回 3回目。

毎回 手書きの ほんわかチラシ。



“ えほんのひろば ” が 好き!
と 遠路 大阪や 奈良まで 足を運んでくださる 熱心なメンバーさんもいらして 顔なじみ。

「 ひろばの 面白さを 再度 体験させて!」
との 依頼だったのに 本のリストを 送ったのが 間際。

これでは ひろばに ならない! と 気ずいたのが 前日。
どうする?
車で 運ぶしかない。







ついでに 表紙カバーや ヘンテコ本も 積み込み ひろばの実践。

昼ごはんも挟んで 図書館で 一緒に ひろば用の追加本も選んで…。

往復 300キロ。無事 帰ってきました。

募る想い!


大西暢夫さんの写真展に行きたい! 

そう 思うなら 行こう。

いつなら ではない。今日。
で 車を走らせた。



近江八幡市の ボーダレス・アートミュージアム NO−MA。
玄関で 出迎えてくださったのは…。 
大西暢夫さん。



「 加藤さん。奈良から? 」
「 大西さん いらしたんですか? 」
「 今日は 予定していなかったんですが … 」

で。大西さんから 直接  “ つくり手 ” さん達の 話を  伺えた。

なんと 贅沢なこと。



「 鍛冶職人の安藤さんから いただいた 包丁。僕が 研いだんです 」

「 この 鉈の 根元の方を 欠かせてしまったの は 僕 」








大西暢夫さんの 映画会。講演会。写真展を 企画するとしたら…。
が 頭の中を 駆け巡る。

『 ぶた にく 』 ( 幻冬社 ) に 出会ったときから の 想い。

本を読むたび 映画を見るたび その想いは募る。

現実は 時間ばかりが 駆け抜けている。

プロフィール

加藤 啓子(かとう けいこ)。

Author:加藤 啓子(かとう けいこ)。
絵本あれこれ研究家?として”えほんのひろば”で”ひろば絵本”を”ひろば読み”とあちこち駆け回っています。

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