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ここいまさんで… いきあたりばったりのひろば… ④ おしまい。

“ おめでたい作業所 ” の スタッフさんから 
「 加藤さん みなさん 4時半には帰られますから 4時頃から片付けお願いしま~す 」と 声がかかった。
「 は~い 」と そろそろ 撤収作業を始めたら









「 こんな本 あったわ~ 」と 廣田さん。










こういうことには 抜かりなく飛びついてくる小川さん。










どんどん みんなを巻き込んでいく。










なかなか 片付かへんなぁ~  まあ ええか~ と みんなで大笑い。


今度は いつか… は わからない。
気が向いたとき… お天気次第で… ほんなら… またね~ で おしまいとなった。



ここいまさんで… いきあたりばったりのひろば… ③

「 これって… ここいまのファッションショーのときにも あったよね 」
そんなふうに 何人かの人から 声がかかる。
そう、あの時は 岸和田のピカちゃんが  “ すきまで絵の本ひろば ” って名づけて おんなじように本を並べてくれていた。


先月 関西大学堺キャンパスの体育館で 大々的に繰り広げられた “ 堺コレクション おめでたい風・アップサイクルファッションショー ” でのこと。






ピカちゃんから「 モデルさんも お客さんも スタッフさんも みんな それぞれが 主役になってはった~ めちゃ ええ 空間やった~ 」って、連絡が入っていた。




ここいまさんは 地域の方々、大学とも 繋がって フットワーク軽く次々 面白いことを企てていかれる。









“ café ここいま ” の お仕事を一区切りつけられた 廣田さん。
休憩兼ねて 面展台の前。
「 このひろばの本って ほんとに こだわって選んでられるんですね。なんか 表紙見てるだけで わくわくする… 」






「 そう。今日も一生懸命 選んできたよ。ここいまさんとこのひろばで どんだけ 面白がってもらえるか 笑ろてもらえるか を 考えながらね 」


廣田さんと 初めてお話ししたとき お互い 赤羽末吉さんの “ スーホの白い馬 ” が 一番のお気に入り ということで 意気投合。


今回の 成り行き任せの ふわっとしたひろばを誰よりも 喜んでくださっていた。



ここいまさんで… いきあたりばったりのひろば ②

昼休憩に 向かいの “ おめでたい作業所 ” の メンバーさん達も のぞきに来てくれた。














小川さんは おしゃべりしながらも テキパキ棚の整理。
ご近所さんは 女子会川柳を見つけ シルバー川柳に流れ 「 これ、面白いわ~ もっと読みたいわ~ 」と リクエスト。
「 今日は 5冊しか持ってきてないけど… 今度 違うのも 持ってきますね~。あ、cafe で 貸本してはる 棚にも あるかもしれんよ 」と 伝えたら
早速 貸し出しの手続き。「 家でゆっくり読むわ 」と 戻っていかれた。










“ リユースショップ ぜろ ” の 出店棚の前に しれっと 並べた面展台。
「 ここの本は 売ってません。今日は 見るだけ… 他の商品は いっぱい買うてくださいね 」と 声かけ。










立ち寄ることはしなくても 道ゆく人たちは へえ~ と 眺めてくれている。


ひとりひとりで読んでいたのが なんとなく かたまりになって わいわい。









空跳ぶ おっちゃん達の写真本を眺めながら 「 今度 うちでも これ しようよ! 」と、小川さん。「 みんなで 跳んで 写真撮そう! 」







ここいま さんで… いきあたりばったりの ひろば ①









ここいまの廣田さんから 「 以前みたいに また、ひょっこり のんびり ひろば ができたらいいですね… 」と、言ってもらっていた。



一昨日 小川さんに連絡することがあって 電話すると 
「 じゃあ、明後日の日曜日… 」ということに。


堺市は朝から雨だったらしい。でも 加藤がるんるん気分で到着した時は 晴れ~!


メンバーさんに 設営を手伝ってもらって 軒先きに面展台を並べる。






なかなかいいね~ と 3人で自画自賛。


最初に立ち寄ってくださったご婦人に 「 あ、以前も 来てくださいましたね 」と、声をかけると
「 お久しぶりです 」と 明るい声。
「 今日も 気まぐれに はじめてしまいました。お時間ありましたら ごゆっくり 」
「 残念だわ… 今日は お客さんがおみえになるので… 
でも あの本は… みてみたい 」と おっしゃったのは
『 桜の木 』( 丹治保堯写真集 小学館 )










地味な表紙を開いた 最初のページに満開の桜。「 まあ~ まあ~ 」


それから 透き通る葉っぱ… 夏の盛りの 濃いみどり… 紅葉… 雪をまとって立つ姿…
花だけでない 桜の木にまつわる風景が いくつも連なっていく。


それを 丁寧に丁寧に ページをめくり眺めておられる。


「 こんなふうにして 今日、この本に出会えて… 嬉しい。ほんとに 美しい… 」
そう言ってもらえて… こちらは もっと嬉しい。



生駒市で ひろばが 繋がっていく

数年前 生駒市の学童保育指導員さんの研修会を企画していただいた。


今回はそこに参加してくださっていた方の紹介で 保護者の方々の “ 語るつどい ” で 講演をとの依頼。


保護者同士で 学童保育について 語りあう場なのだけど
本の話をするのに 実際 こどもが そこにいる方が自然だし。せっかくの日曜日にこどもを家に置いて 親さんだけで参加というのは… わたし的には ちょっとツライ…。だから 親子で参加にしない? と 提案。


年齢幅が広いと 研修の進行はむつかしい。でも…
こども達と どんな 絡みをするのかも 伝えたいし… 
で、生駒図書館さんにも協力していただいて 六角形のおおきな部屋にずらり。


午後からの 2部制で 参加者さんには 参加しやすい時間帯を選んでもらう。






こども目線で ひろばをしたいから 床座り。各自 お座布団とか 用意してね、と伝えてもらっていた。










「 ちゃんと読んでもいいんだけど ちゃんと読まなくても ええねんよ 」
「 本を読む… という 感じより こどもと一緒に いい時間を 過ごせたらいいね… 」と いつもの話。


後半は おとなのみ グループに分かれて交流会。
こども達は ひろば本を 引き続き おもしろがる。






片付けをしていたら ひとりの女の子が 近づいてきて 「 今日は 楽しかったです ありがとう 」
彼女の緊張が こちらに伝わってきて… 少し間を置くと
「 本が1冊 隙間に 落ちてしまいました… ごめんなさい 」って。


「 ああ~ よくあること 後で 拾っておくね 」と 伝えたけど なんか まだ 心配そう。


スタッフさんに 確認してもらうと 可動式の部屋なので 壁と床の間に隙間が あって そこに滑り込んだらしい。


そりゃあ 驚くわな。
でも 係の方が 裏にまわり 回収してくださった。


よかったよかった。


ひろばの現場では 何が起こるかわからない。ひろばに限ったことではないけど…。


見つけた 隙間には 養生テープで 目貼りしたり 好奇心旺盛なこどもが潜り込みたくなるようなところは 作らない。
ケースや空き箱 面展台を駆使してそれらを塞ぐ。


それでも 何かが起こる。つまり 場数の中の 今回のバカ数。
彼女に びっくりさせてしまったのは 申し訳なかった。ごめんよ。








来年 1月 近鉄百貨店 生駒店で ココプラスの みどりさんが ひろばを企画。
彼女は 絵の本ひろばに 一目惚れをしてくれて あちこちのひろばを覗いてくれた。また 裏方 スタッフとしても手伝ってもらってきた。


彼女が 地元で ひろばをしたい…。お仕事としている訪問看護との繋がりも… と 思い続けてくださっていたことが 今回実現。


訪問看護先の方々には 参加しにくいかもしれないけど 
ココプラスさんが 地域に根ざした繋がりを… という これまでの活動に連動したもの。


私も 手伝いに参加する予定。
お時間ある方 お近くの方 ぜひお越し。


本だけでなく プラレールも あるしね。2日間あるしね。駅前だしね。



プロフィール

加藤 啓子(かとう けいこ)。

加藤 啓子(かとう けいこ)。
絵本あれこれ研究家?として”えほんのひろば”で”ひろば絵本”を”ひろば読み”とあちこち駆け回っています。

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