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“ まさかの本を選べる ”  のは  “ 待つ ”  こと



大阪市内の小学校でのひろば。休憩時間に覗きに来てくれた 先生がいた。 支援クラスの 担任。
「 クラスの子と 来ていいですか? 」
「 どうぞ! どうぞ! 」

通常 学校での ひろばは 1クラス 1限単位で 開いてる。もちろん 支援クラスの子も 混ざってくる。

でも 時間の 都合がつけば 支援クラスだけで  “ ほっこりひろば ”  もする。

すぐにやってきたのは 3年生の ちょっと 恥ずかしがり屋の 女の子。Mちゃん。
「 いっぱい 本がある! 」と 大喜びしてくれたのは お二人の 先生。
Mちゃんの 反応は へえ~。くらい。

「 ねえ ねえ 先生。Mちゃんが ひろばの中から 本を選ぶまで待ってあげて くれる?」と 伝える。

300冊ほどの 中から Mちゃんは まず『 だるまさん と 』( かがくいひろし ブロンズ新社 ) を 持ってきて
「 だ~るまさん  が ! 」 と 歌いだした。

『 だるまさん が 』( 同 ) の 本と 間違えているらしい。

でも そんなこと 気にしない。Mちゃんはテキトウに アレンジしてくる。
私もMちゃん流に合わせて 一緒にデタラメ読み。

「 まだ だるまさんの 本 あったはずやけど 」 と 伝えると 『 だるまさん の 』( 同 ) と 合わせて 3冊 見つけだし マットの上に 並べた。

ちゃらんぽらんでも 自分で 読んでる ことが 嬉しい。おもしろい。

次の時間には 6年生の女の子  Hちゃんも 加わった。

本が 大好きだという Hちゃんは 目を輝かせてひろばの中を ゆっくり ぐるぐる 周り 『 昆虫記 』( 今森光彦 福音書書店 ) を 選び 
『 象虫 』『 葉虫 』( 小檜山賢二   芸術社 ) を 選んだ。

虫が苦手だという 先生に わざと 見せつけたり 解説したり
いっぱい笑いながら いい時間を 過ごす。

まさかの本を選んだ! と 先生が 驚いてくれた。

でしょ!  

子どもたちが選ぶのを “ 待つ ”   “ 笑顔で ”

それが ポイント!

自分で 選ぶ  そのことが  嬉しい!  楽しい!

子どもたちは ちゃんと 選ぶ力を持っている!




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プロフィール

加藤 啓子(かとう けいこ)。

Author:加藤 啓子(かとう けいこ)。
絵本あれこれ研究家?として”えほんのひろば”で”ひろば絵本”を”ひろば読み”とあちこち駆け回っています。

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