「 絵本だい・・・!」





ふつう ひろばの準備は 当日。
たまに 数日前 本 面展台を 持ち込むことも ある。

その日 車から 荷物を 降ろしていたとき 1年生の 女の子が 近ずいてきた。

「 なに してんの? 」
「 あさって “ えほんのひろば ” するねん。その 準備 」

「 わたし 絵本だい・・・!」
側に いた 先生が 「 そうなんや。絵本。だいすきなんや! 」
と 笑顔で 応対。

でも その子の 表情は ちょっと 違う。

「 絵本 キライ? 」 と 小さな声で尋ねてたら
「 だいきらい! 」と 大きな声で 応える。

「 そうか。でも あさっては へんな本 とか  めちゃ 面白い本も 混ざってるよ 」
と 伝えておいた。

当日 彼女は ひたすら 本を手にして 笑ってた。

絵本もいろいろ。写真絵本も 写真集も いろいろ!

子ども用 おとな用 なんか 気にせんとこ!
かっこいい本。ものごっつ面白い本。一緒に おもしろがろ!

と いうのが  “ ひろば ” 

この日の ひろばは 学童保育。時間に 余裕がある。

彼女は 自分たちに あてがわれた時間だけでなく おやつタイムの 前後も ひろばに 足を運んでた。

主催してくださった 先生が そのことを 喜んでくださった。

よかった!


 “ おうちひろば ” 








 S 君に 出会ったのは 2年前。

 “ えほんのひろば ”  に 入ってくるや否や  ひろばの雰囲気を いたく気に入ってくれた。

自分が通う 支援中学校でも “ ひろば ” をしてほしい。の 思いを持って 児童デイ。 地域の “ ひろば “ に マメに 通ってきてくれている。

昨年 S 君が 元気ない。と 聞きつけ
“ おうちひろば ”  しよう。と 提案。

S 君と S 君の お母さん。加藤の3人だけの ひろば。

準備に入るまで 少し 時間はかかったけど 居心地良かった。

2年後の 今春  川西町で の ひろばに 彼は スタッフとして 参加してくれた。

そして 昨日。

3回目の この “ おうちひろば ” に 声かけしたのは 2組。

玄関先に いつも している通り  表紙カバーを ぶらさげる。

ひろば 初体験の K 君も 笑顔で 入ってきてくれた。

ちょっと 先輩格の S 君は 「 テキトーに 楽しんで! 」と いう 余裕の 表情。
ひろばにも チラリ参加。

いい感じ!

こんどは “ 親だけひろば ” したいな。の リクエスト。それもいいね!


“ ゆるゆるひろば ” してきました。


学童保育所で えほんのひろば。
昨年は 子どもたちの テンションが 上がりすぎ ひろばのモードになるのに 少々手こずった。

2度目の 今回は 応援スタッフさんが 3人駆けつけてくれて 準備スタート。



本を並べ始めたものの 白とこげ茶の マットが 気になる。

まだ開始時間に 余裕ある。人手もある。
それなら と 色を まとめて並べ替え。



本を並べるのは 高学年の子どもたちの手も借りた。

昨年のたった 1回の 経験でも 少しは覚えてくれている。

「 あ! これ 面白いねん! 」と 寄り道。
スタッフも 「 あれ この本 初めてやわ 」
和気あいあい!



で こんな感じの ひろば。

1時半から 3時頃まで 3つのグループに分けて の 予定が もう少し ゆっくりしようか…
お迎えにきてくれる お母さん お父さん も 面白がってもらおうか…
と ゆるゆる。

「 はよ 帰ろ!」と せかしていた おとな達が 『 それ行け! 珍バイク 』や 『 のっけご飯』の 本に はまってる。

5時50分に 「 もう そろそろ 終わろか 」

居残っていた 子どもたちが どんどん 片ずけを手伝ってくれる。


学童保育ならではの 臨機応変バージョン!

出たり入ったりしながら 延2時間近くいた子もいる。

楽しかったんだろな。
私たちも 楽しかったもん。





巨大ホッチキスさん !



あちこちで   “ えほんのひろば ”  を 続けていくと 本の傷みは 避けられない。

なんとか 長持ちしてくれるよう… 経費も かからないよう…
と この年末年始 セロファン紙で カバーかけ。これが 大失敗!

やはり ブッカーに しないと と 無駄なまわり道をして また 張り替えていた。

でも 写真集は 無線綴じ が多く ページが バラけてしまう。
錐で穴開けて… タコ糸で綴じて… これが なかなか ツライ作業。

そんな 話をしたら 八尾の図書館の喜多由美子さんが
「 これ 便利! 」 と 巨大ホッチキスを 持ってきてくれた。

『 それ行け ‼︎  珍バイク 』『 男子 』 『 ウミウシ 』『 ブタとおっちゃん 』に スコンスコンと 気持ちよく針が入る。

その針を金槌で 潰して ブッカーを かける。
その コツも 教えてもらった。

これで 子どもたちが どんなに 興奮して ページをめくっても 当分 モチコタエテくれるだろう。

ありがと! 喜多さん! お世話になります! 巨大ホッチキスさん! 


小さなひろば 一区切り




奈良市内の児童デイサービス で “ えほんのひろば ” を 月1回の ペースで 2年ほど 続けさせてもらった。

施設が 今月末で 引っ越すことになり この ひろばも  一区切りを つけることに。


回を重ねると 子どもたちと いろんな 会話が できるようになった。
絵本の文字を読むだけでなく とにかく ページをめくりながらの あれこれ話し。

好みも わかってくると 次は 次は と 混ぜ込む本の種類も 変化していく。

猫が好き!  と いう 中学生のため さまざまな 猫の写真集を持ち込んだ。
サイズ  ページ数  モノクロ  仔猫のみ  果ては 猫の手  
おかげでレパートリーが グンと増えた。

今日 彼女は一番 最初の日に気にいった本を 選んでいた。


夜 この ひろばのきっかけを作ってくれた スタッフさんから メールが届いた。
「 今日は ほのぼので とってもいい感じの ひろば でしたね 」



今度 彼らと ひろばができるのは 夏休みかな?
その時は どんな 本を持っていこうかな。

今日 ひろばで写真は撮れなかった。なんか その時間が もったいない気がして。



プロフィール

加藤 啓子(かとう けいこ)。

Author:加藤 啓子(かとう けいこ)。
絵本あれこれ研究家?として”えほんのひろば”で”ひろば絵本”を”ひろば読み”とあちこち駆け回っています。

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